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何気ない毎日に君と色を添えていこう

とろとろ

ということで、昨日読み終わったのはこれです。

ぬるい眠り (新潮文庫)

ぬるい眠り (新潮文庫)

江國さんの文章は、実はあまり得意じゃなくて、だからこれも読もうかどうか迷ったんですが、『きらきらひかる』の10年後のお話が入っていると帯が言うので。読んでから気付いたけど、『きらきらひかる』をおぼろげにしか覚えていなかった*1、otz*2。いや、話にはついていけたけど*3。表題の「ぬるい眠り」がいちばん好きだったかな。あ、「夜と妻と洗剤」がいちばん好きだ。この男の人、すごーーーく嫌いだけど、すごく好きだ。「とろとろ」の女の人も嫌いだけど好きだ。「清水夫妻」は以前読んだ『すいかの匂い」に入ってそうなお話だなと。あぁわかった、この人の文章、苦手だけどどこか惹かれるから、ざわざわして据わりが悪い気がするんだな。
しかし、「とろとろ」という表現はとてもステキだと思う。あたしも、なにかにとろとろになりたい。いや、もうなってるのか?*4
因みに、これ、映画版『きらきらひかる』。
きらきらひかる [DVD]

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豊川さんが好きです。

*1:おまけに覚えているのは映画の方ですよ

*2:原作も読んだのにそっちはちっとも

*3:それの主人公は今回メインじゃなかったから

*4:なにに、とは問わないで下さい