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何気ない毎日に君と色を添えていこう

人のセックスを笑うな

1時間もかからなかった。

人のセックスを笑うな

人のセックスを笑うな

19歳のオレと39歳のユリ。恋とも愛ともつかぬいとしさが、オレを駆り立てた。せつなさ100%の恋愛小説。第41回文芸賞受賞作。

すごく短いお話で吃驚!行き帰りの移動の間だけで読めてしまうほど。読みやすくて、淡々とした文章が日記のよう。こういう独り言のような一点からの視点の文章って流行なのかな*1。まぁ普通の恋愛小説だなという感想だけど、こういうぼやけた読了感は嫌いじゃないです。でも多分、まどろっこしいのが嫌いな人は好きじゃないんだろうなという感じ。
★★★

*1:と言ってもこの本が出版されたのは2004年だそうですが