thanks a lot

何気ない毎日に君と色を添えていこう

つづきの図書館

こういう出会いがあるから書架のブラウジングってやめられないんだよね。

つづきの図書館

つづきの図書館

「本をさがすんですよね。」「いやいや。本をさがしてもらいたいのではない。青田早苗ちゃんのつづきが知りたいんじゃ。」「本ではなくて、青田早苗ちゃんのつづきですか?」桃さんには、さっぱりわけがわからない。田舎の図書館でおこった、不思議なできごとに、司書の桃さんはいやおうなしに巻きこまれてしまいますが…。

面白かった>< 図書館の棚をなんとなく見ていて気になったから手に取って、なんか気になる本だなぁって、ぱらぱらめくって感じにルビがふってあるから児童書か〜って思ったけど、やっぱり気になるから借りてみた。こういう出逢いがあるからブラウジングってやめられないよなと改めて思えた1冊です。
児童書なのに主人公がアラフォーってのも面白い。お話が終わりに近づくにつれ、なんとなく先が見えて、でもそうであって欲しいという終わり方なら予定調和でも構わないわって読み進んでいったら、まさか最後の最後でやられました。本読んで泣いたのは久しぶりだわ(´Д`) あとがきも素敵で、この本と出逢えてよかった(*´∀`)
★★★★★