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何気ない毎日に君と色を添えていこう

殺人鬼フジコの衝動

読了。

殺人鬼フジコの衝動 限定版 【徳間文庫】

殺人鬼フジコの衝動 限定版 【徳間文庫】

33万部のベストセラー『殺人鬼フジコの衝動』スピンアウト作でありながら、本年秋発売予定の真梨幸子次回作につながる衝撃のプロローグ別冊(特別書下し短篇、全64ページ)との2冊セット!

見かけるたびに帯の○○万部が増え続けているのが気になって。タイトルから受ける衝撃のイメージでバッタバタ殺していくのかと想像してたけど(悪の教典のはすみんみたいに)、そうではなくてフジコの生涯を描いた作品だったんですね。「こうもバレないものか」や「バラバラにするのはそんなに簡単じゃないだろう」などの感想ももちろん思ったけど、それよりもやり切れなさが強く残ったな、と。小学生の頃の描写がいちばんエグかった。何か違えば、違ったんじゃないかなと思わずにいられない。
★★★