死神の精度
読み終わり。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/06/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「俺が仕事をするといつも降るんだ」 クールでちょっとズレてる死神が出会った6つの物語。音楽を愛する死神の前で繰り広げられる人間模様。『オール読物』等掲載を単行本化。
死神、というキーワードにつられて手に取りました。まぁ死神と言ったら赤いアイツしか浮かばない私ですが、赤いアイツもこんな風に仕事してるのかなぁなんて思いながらさくさく読めました*1。面白かった!最後の最後に「あ!」としてややれる感というか、にやにやしちゃう感じも心地良い。決して長くないんだけど、ひとつひとつの物語がちゃーんと生きていて、1章読むごとに、満足感。ミーハーな気持ちで読み始めたけど、読んでよかったなと思えた作品。
★★★★
*1:あっちは魂回収班だけど。勝手に派遣協会の別係の仕事を覗いてるような気持ちで読んでたんだけど