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何気ない毎日に君と色を添えていこう

降り止まぬ雨

今日も今日とて、ミュージカル黒執事DVD観ています。今日はお休みだし最初から引きこもって観まくるつもりでいたので、予定通りと言ったら予定通りだけど、なかなか不健全でもある。といいつつ2回転目再生しながら、つらつら。

今回の舞台は、原作に沿った内容だから、ストーリー自体も好きだし、なによりマダムの再現率が高いから、見とれちゃうんだよね。台詞もほぼそのままのイメージだし。

シエル坊ちゃんは、私としてはしょごえるは今後誰も超えられないと思ってたんだけど、いや、今も美しさと立ち振る舞い、歌、小生意気さ、気高さは超えられないと思ってるけど*1、歴代でいちばん年下ってこともあって、「子ども!」って感じがセバスと並んだ時のバランスはいちばん良いかもしれないなゆたんシエル。初舞台とは思えないほどの堂々とした度胸も素晴らしいし、もしかしたら公演中の伸び率もいちばんかも。まぁ今回がいちばん公演数が多いから余計にそう感じるのかもしれないけどね。でも、歌は確実に上手くなってるよなぁ・・・。

あと、アバハン。ほとんどのキャラクターが原作に忠実すぎるほど忠実に作りこまれてるけど、アバーラインだけは初演の伊勢さんのキャラクターがそのままで、ハンクスにいたっては原作にいないキャラクターなんだけど、あまりに生執事になじみすぎてて、東京千秋楽カテコ挨拶でテラさんが「ハンクスは唯一原作にないキャラクターで」って仰ってるのを聞くまで、そのことすっかり忘れてたっていう。

前半の黒グレルは動きが2次元で、そもそも黒グレルのときって原作でもコマの端の方にサラっと書いてあることが多いんだけど、今のポーズあのコマだ!と思うことが多くて、漫画読んで研究してるんだなぁと*2感じるところが嬉しいというか、うちの子すごいでしょ的なドヤっぷり。前半は地味なんだけど、馬車で移動するシーンは後ろに乗ってる4人は大げさに揺れてそれが面白いことになってるんだけど、グレルは普通に揺れてて、それが基本になってるから4人の大げささが面白く感じるんだし、ドレス姿の坊ちゃんを見て嫉妬してる姿など、さりげない芝居が、あのグレルがぐふふ的な、ね。その前半の地味さが後半の見せ場に繋がってるんだけどさ。

ドルイットに関しては、天晴れとしか言いようがないです。坊ちゃん逃げて!と何度本気で思ったことか。本当に天晴れです。

セバスに関しては、もはやセバ下さんが自然すぎて特筆することもないというか。初演から優也くんが作り上げてきたセバス*3が、ミュージカル黒執事のセバスチャンだからね。あと、さんざんつぶやいてるけど、優也くん歌うまい。初演から「歌うめぇ」と言い続けていますが、今回特に強く感じた。ずっと聴いていたいわ。

*1:BBAの戯言なのでスルーしてください

*2:毎回読み直してると言ってたけど

*3:もちろん、優也くんだけじゃないけどね